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TOP > 【特集記事】ママの悩みに答えます!葛西の医療事情 VOL.1 小児医療・救急医療のQ&A 2ページ
診察しないと分かりませんが、チック(※)の可能性があります。
チックであれば何か精神的ストレスが原因かもしれません。新しい保育園、幼稚園に入園するなど環境が変わることで発症するケースが見られます。あまり大きい動作だと薬で抑える場合もありますが、多くの場合は様子を見ていれば自然に消えていきます。新しい環境に慣れれば大丈夫になることが多いのです。まずは小児科を受診してみてください。
(※)チックとは、過度にまばたきをする、鼻を鳴らす、首をまわす、声を出す(トウレット症候群)など、ある動作を癖のように繰り返してしまう症状のことです。幼児期から学童期の子どもによく見られ、一時的なチックも多いと言われています。
江戸川区医師会では児童のメンタルヘルスにも力を入れています。その取り組みのひとつが、学校・地域の医師・医師会で構成される「江戸川区児童生徒精神保健協議委員会」です。 学校内で起きる、いじめや不登校問題を、学内のスクールカウンセラーのみならず、地域の精神科医や小児科医などの医師が協力し合い対応にあたります。また医師会では、学校保健委員会の委員を中心に「心身支援ネットワーク」を立ち上げて、学校現場でおこるトラブル解決のために養護教諭やスクールカウンセラー、学校医をバックアップする体制を構築しています。
「子どもたちは心の問題を抱えていても、腹痛や頭痛などの身体表現で訴えることがあり、言葉通りに受け取っていると足元をすくわれることがあります。隠れている心の悲鳴を聞きとって問題を解決するためには、学校だけでなく、家庭環境など子どもの置かれた状況を知ることが必要な場合もあります。そこで園や学校と地域の医師が連携し、子どもたちを様々な角度からフォローしています」(千葉先生)。
地域での連携を密にすることが、子どもたちを救うひとつの手段と言えそうです。
体温が37.5℃以上あれば、発熱と判断します。発熱があれば医師を受診することが望ましいのですが、必ずしもあわてて病院に連れて行くのではなく、まずは頭やうなじを冷やしたり、水分を多めに与えたりしてみましょう。
解熱剤の使用は通常38.5℃前後ですが、熱に弱い子どもには少し早めに用いても構いません。しかしこれはあくまでも目安ですから、機嫌が良く、食欲や睡眠が保たれていれば急がなくても大丈夫です。
発熱は自らの体を守るための生体防御反応ですから、熱を下げれば良いというわけではありません。ただ熱でひきつける子ども、熱で活気が落ちやすい子どもはけいれん止めや解熱剤を常備しておきましょう。
必ずしも高熱=重病というわけではありません。当たり前のことですが、解熱剤では元の病気が治るわけではないので、発熱を心配するのではなく発熱の原因を心配するようになって欲しいと思います。
頭部の打撲は「こぶが出来たから大丈夫」というのはウソ。頭がい骨内に出血していることもありますから、24時間は頭痛や意識レベルの変化に注意しましょう。
水イボは正式には「伝染性軟属腫」と言って、ウイルスの感染により発症します。
免疫ができると自然に治りますので、小児科医は悪化させないようにしながら経過をみますが、保育園や幼稚園など集団生活の場では、感染防止のために治してからプールに入るように指示を受けることもあります。僕は健康な子どもの場合はお母さんに説明してそのまま放置したり、必要に応じて漢方薬や軟膏を処方して対応しています。
ですがアトピー性皮膚炎の子どもの場合は皮膚が弱く、かゆみが強いですから、ケースバイケースで処置しています。
時間外に病院に行くべきかどうか悩んだことは、どのお母さんも経験することがあると思います。「よく5日前から咳や鼻水があって今晩から発熱、3日前から下痢をしていて朝から嘔吐…と、夜間救急や休日救急を受診されるお母さんがおられますが、それらのケースは決して本当の救急ではなく、単に状態が悪くなるまで放置していただけのことで、親の怠慢なのです。賢いお母さんたちは昼間のうちに、休みの前日のうちに診察を済ませています」(千葉先生)。
発熱だけでなく、子どもの機嫌、食欲、睡眠、便通なども、子どもの状態を判断する大切なチェック項目です。少しでも不安に感じたときは早めに小児科へ。
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